ゴルフゲームの今後(ゲームランキング_2017/9/7)
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4Gamerゲームランキングから
・PS4「NEWみんなのゴルフ」が初登場首位となった。売上は10万本で前作「みんなのゴルフ6」の初週を0.4万本程度上回った。
久しぶりの新作でのこの売上は好調と言える。来週以降も着実に売って20万本は売れてほしい。
しかしゴルフゲームは今後、リアルゴルフとの争いが大変だろうなと思う。かつての金のかかるスポーツというイメージが少しずつ薄まってきて、日本では若い女性なども気軽に手を出すスポーツになってきた。
その中であえてゴルフゲームに手を出す層を増やしていくのは並大抵ではないだろう。人にもよるだろうが、やはりスポーツというのはどうしてもゲームでやるよりリアルにやる方が楽しく感じられる面があるからだ。
それがたとえ下手なプレーでも実際にボールを打つ感触というのは何とも言えない。そんな中でゲームならではの面白さを追求するのは大変なことだろうと容易に想像がつく。
「みんなのゴルフ」が今後も多くのユーザに親しまれるタイトルとして続いていくために頑張ってほしいと思う。
・3DS「世界樹と不思議のダンジョン2」は3位で2.9万本。前作よりかなり本数を落としている。半減に近い。
そろそろドラクエの影響は消えてくる時期だと思うが、Switchにみんなの注目が向いているのが響いたか、もしくはこのタイトル自体が前作ほど注目を集めることができなかったのか。
・PS4、PSVita、Switchで発売された「よるのないくに2 ~新月の花嫁~」はPS4が1.8万本で6位、Vitaが0.7万本で11位、Switchが0.4万本で16位となった。
この結果を見る限りはこの手のサードパーティの中堅タイトルではやはりPS系ハードが有利な状況は変わっていなさそう。
少なくとも現状のSwitchユーザの多くはあまりこの手のタイトルに興味が向いていないと思われる。
それでもWiiU時代よりはマシにはなっていると思われるが、任天堂がかつてのようなロイヤリティ収入による業績アップを望むなら、まだまだ改善の余地があるように見える。
ただ、このタイトル自体が前作より本数を落としており、そちらのテコ入れも必要だろう。
・「バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション」は0.9万本10位。移植作品でも10位以内に入ってくるのはやはりバイオブランドの強さと元々のゲームの面白さだろう。
・3DS「探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK」は0.6万本12位。
主人公がヘビースモーカーであるなど時代に押される面もあると思うがファミコン時代から続く数少ないアドベンチャーゲームとして細く長く売れ続いてほしい。
・アメリカの7/22ランキングではSwitch「スプラトゥーン2」が22万本で初登場首位。
初週発売本数としては前作を大きく下回っているが、これはハードの普及台数の違いもあるだろう。
それと同時に「ゼルダ」「マリオカート8」「ARMS」などのタイトルも一斉に順位を上げてくるのが面白い。
Switch本体を買ったユーザが「スプラトゥーン2」と何かもう一本を同時購入している様子が伺える。
これはアメリカでのSwitch人気と景気の良さを示しているのかもしれない。
・一方、イギリス7/22ランキングではSwitch「スプラトゥーン2」は2.8万本で2位となった。
こちらは前作を上回るスタートとなった。
イギリスではWiiUがあまりにも売れなさすぎたために発射地点が低くなった影響もあると思われる。
市場の小さいイギリスとは言え、2万本台は多いとは言えない。
・日本のハードランキングではSwitchは各メディア台数がバラバラ(ファミ通3.2万台、4Gamer5万台)でどれが本当かよく分からない。
「スプラトゥーン2」の本数にも差が出ており、同梱版本体の集計の方法の違いなどが差になって出ているのだろう。
ただ、恐らくは年末まではこの辺り(3-5万台)で毎週推移するのだろうと予想している。
・PS4本体は欧米でずっと売れている状況が続いている。
そろそろ発売から丸4年を迎えようとするハードだが、この快走ぶりには驚くほかない。
まるで発売直後のような売れ方になっている。今後はこの好調さを持続しつつ、次世代機へのシフトを考えていくことになるだろう。
この世代では他機種との争いにはほぼ勝ったが、最近ではPCでプレーする「Steam」なども存在感を高めており、決して安閑としてはいられないだろう。
次世代機でもやはり圧倒的な性能と開発のしやすさ、そしてVRによる差別化を図ってくると思われ、それにより現在の優位性を保つことができるかどうかが注目される。
現状のPS4でもまだまだ性能的には向上の余地が残されているように見える。
そこを高めたハードを出すことでユーザやソフトメーカーにアピールし、揺るぎない地位を得ようとソニーは考えているだろう。
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・日本ゲームソフトランキング(カッコ内は累計)
1位:NEW みんなのゴルフ【PS4】100,719本(100,719本)
2位:スプラトゥーン2【Switch】52,320本(1,056,500本)
3位:世界樹と不思議のダンジョン2【3DS】29,887本(29,887本)
4位モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.(同梱版含む)【Switch】27,120本(111,396本)
5位:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて【3DS】22,846本(1,693,913本)
6位:よるのないくに2 ~新月の花嫁~【PS4】18,207本(18,207本)
7位:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて【PS4】14,053本(1,328,455本)
8位:マリオカート8デラックス【Switch】12,474本(672,688本)
9位:スナックワールド トレジャラーズ【3DS】10,098本(148,070本)
10位:バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション【PS4】9,260本(9,260本)
・日本ゲームハードランキング(カッコ内は日本での累計概算、XBOXOne以外1万台未満切り捨て)
PS4:26,384台(511万台)
PS3:85台(1,046万台)
Vita:3,975台(566万台)
Switch:50,074台(130万台)
WiiU:116台(334万台)
3DS:26,268台(2,376万台)
XBOX One:78台(7.9万台)
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