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ブロッコリー経営近況報告会(2019年)質疑応答趣旨について

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ブロッコリーの株主総会と同日に行われた経営近況報告会の質疑応答趣旨について転載いたします。

質問1:新作コンテンツのコミカライズ・ライトノベル化・ラジオドラマ化などの計画はありますでしょうか。

回答1(内野取締役)新作コンテンツの発表を行ってから本日まで、ライセンス許諾のご依頼を数多くいただいております。今後コラボレーション企画を実施したいと考えておりますが、「JACK JEANNE」は2020年リリースですのでこれから検討してまいります。

(高橋社長)新作コンテンツについては出来得る限りのチャレンジをしてまいりたいと考えております。ご期待賜りたくお願い申し上げます。

質問2:「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム」について、今後の他社とのコラボレーション企画があれば教えてください。

回答2:(内野取締役)「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム」はかなりのコラボレーション企画を準備しており、発表できる企画から順次発表しております。ご期待いただきたくお願い申し上げます。

質問3:「うたの☆プリンスさまっ♪」過去作について「うたの☆プリンスさまっ♪Debut」以降の他ゲーム機への移植計画について教えてください。

回答3:(内野取締役)検討しております。発表できる時期になりましたら、順次発表させていただきます。

質問4:「うたの☆プリンスさまっ♪」過去作についてiOS、AndroidやSteam版などへの移植方針について教えてください。

回答4:(内野取締役)「うたの☆プリンスさまっ♪」過去作のiOS、AndroidやSteam版への移植について開発していることはございませんが、声を変えずに字幕を付ける等のローカライズでの海外展開を含めて考えてまいりたいと思います。

質問5:ファンクラブの会員特典は例えば限定グッズ優先販売やプリンスのメッセージ等でも良いと思います。ファンの方々にアンケートを実施するのも一策だと思います。 ファンクラブ設立について、以前、森田会長が消極的ないけんをおもちと伺った機会がありましたが、会長が退任されたことで変化が起きるのでしょうか。

回答5:(高橋社長)当社のメインコンテンツ「うたの☆プリンスさまっ♪」のエバーグリーン化(注:永久に続く色褪せない作品にする、ということ)は一番の課題ですので、ファンクラブ設立等についても社内で検討してまいりたいと思います。

質問6:IRに力を入れていると伺いましたが、正直、裏目に出ていると思います。代表1名体制になったことで変わるのか変わらないのか、もし変わるのであれば期限も含めて教えてください。

回答6:(高橋社長)壇上にいる取締役、監査役は当社をもっと良い会社にする、もっと成長させるという気持ちは一つです。まず中期経営計画を必ず達成させることが最大のミッションだと考えております。その先にこそ、当社をより成長させる体制が創れると信じております。 代表1名体制になっても企業ビジョンや経営方針は大きく変わることはありませんが、目的、目標を経営陣と従業員が一つになって目指していく体制が出来たことをご報告申し上げます。

質問7:株主優待品について要らないものばかり送られてきます。次からカタログギフトやクオカードに変更していただきたいと思います。

↓株主に要らないと言われた株主優待品(2019年100株の株主向け、直径10cm弱のキャラクター絵柄入りフライパン)

回答7:(高橋社長)厳しいご意見をいただきましたが、反面喜んでいる株主も居られると思い製作しております。他社ではカタログギフト、クオカードを株主優待品に利用している会社があることも認識しております。当社としては株主優待品を早急に変更することは考えておりませんが、ご意見は社内で検討させていただきます。

質問8:「うたの☆プリンスさまっ♪ Secret Garden Party」のイベント物販に開催1時間後に行きましたが欲しい商品が売り切れていました。イベント物販在庫について対応いただきたいと思います。

回答8:(原田取締役)ファンの皆様のご厚意を、欠品が起きることで裏切ってしまうことになると考えております。イベント物販の欠品、深くお詫び申し上げます。 イベントの生産数につきまして、この数年の間に様々なデータ分析を重ね、生産数の決定段階ではメンバーも増やし、適正生産数の分析、検討をより慎重に行っておりましたが、「うたの☆プリンスさまっ♪ Secret Garden Party」においてご来場いただいたお客様全員にご購入いただける数をご用意することができませんでしたことお詫び申し上げます。対応については、さらにニーズの見極め精度を上げていく、この一言に尽きると考えておりますので、ご指摘に際し、真摯に精度を上げ、欠品解消に努めてまいりたいと存じます。

(高橋社長)原田か申し上げました通り、欠品解消には需要予測精度を上げることに尽きると感じております。また側面の改善策として、生産リードタイムの短縮化や生産ロット数の少量化なども改善対応を図ってまいりたいと考えておりますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

質問9:ゲーマーズ店を運営されていた時には割引商品券が株主優待品でしたが、送り返すとクオカードと交換してもらえるサービスがあったと思いますので、今後クオカードや図書カードにしてもらえるといいと思います。

回答9:(高橋社長)株主優待品について、クオカードや図書カードを望まれる株主様も多いことを実感いたしました。貴重なご意見として社内にて検討、討議させていただきます。

質問10:他社とのコラボ企画について(新作ではなく)既存コンテンツでのメディアミックスでも構いませんので、教えていただける範囲で教えてください。

回答10.:(内野取締役)例えば「デ・ジ・キャラット」では他社様のアニメ、ゲームにコラボ出演しております。未発表の企画については発表をお待ちいただきたくお願い申し上げます。

(高橋社長)随時発表できるように今後も積極的にIR、PR活動を積極的に行ってまいります。ぜひご期待ください。

質問11:先ほどの「イベント物販で欲しい商品が売り切れていた」という話ですが、毎年同じ質疑応答が繰り返されています。貴社としても過剰に在庫が残っても問題だと思いますが、開始1時間で売り切れるとしたら機会損失の方が圧倒的に多いと思います。明らかに買えなかったお客様が多かった商品は受注生産して後からでも買えるようなシステムはいかがでしょうか。

回答11:(高橋社長)この場で受注生産について、ご来場のお客様に全て行き渡る体制を作るとお約束はできませんが、受注生産については必ず社内で検討、討議させていただきます。

質問12:私は男性声優が好きなので「うたの☆プリンスさまっ♪」から貴社の株主になりました。その点から「JACK JEANNE」のプラットフォームが任天堂スイッチと伺いましたが、私はスイッチを持っていなくて、プレイステーション4やプレイステーションVRを持っています。男性声優が好きな層はヴィジュアルが綺麗だったり、声優の声に特化できたり、VR機能を使用したりと、よりリアルに近く感じられるプラットフォームが良かったと思います。今回スイッチの普及率が高いことで選ばれたと思いますが、将来的に他のプラットフォームへの展開もあるでしょうか。

回答12:(内野取締役)「JACK JEANNE」のプラットフォームについてはゲームアプリ化も考えていることを申し上げます。VRは大変興味がありますが、開発については少しハードルが高いかと感じております。お約束はできませんが、VRについては「うたの☆プリンスさまっ♪ST☆RISH SECRET PARTY!」のようにお客様にハードウェアをご購入いただくのではなく、VR会場で体験いただく方が接しやすいかと考えております。vrや他のプラットフォームへの展開は引き続き検討してまいります。

質問13:貴社のライバルになる企業やコンテンツはあるでしょうか。

回答13:(高橋社長)当社は「唯一無二」を企業方針として独自に生み出したコンテンツを世に発信してまいりますので、ライバル企業や他社を目標にするといったターゲット設定は行っておりませんので、ご理解賜りたいと存じます。

質問14:株主優待品についてはコンテンツメーカーなのでどこでも作れるクオカードや図書カードではなく、魅力なコンテンツを制作するのと同様に、株主優待品グッズを考えていただく案もあると思います。

回答14:(高橋社長)株主優待品については、株主限定のオリジナルグッズも含めて独自性のある優待品を検討させていただきます。

質問15:経営近況報告会の資料や映像を、貴社のほーむへーに掲載いただきたいと思います。

質問16:優待品はボルテージ社、日本一ソフトウェア社、コトブキヤ社の優待品も参考にされたらいかがでしょうか。(注:ボルテージ、コトブキヤはクオカード、日本一ソフトウェアは自社キャラクターのビジュアルアートブック)

回答15,16(高橋社長)IR、PRについては管理本部に専門部署を作りまして、より多くの投資家の方に当社情報をお届けできるように社内体制も整備いたしました。またIR、PR情報を発表する機会、場所も増やす方針を立てておりますので、ご期待に添えるように一同頑張ってまいります。

質問17:「イベント物販」や「ファンクラブ設立」について他の株主から意見がありましたが、貴社はユーザーアンケートを実施した方が良いと思います。 長年、貴社のイベントや物販に参加して感じるのですが、ユーザーがイベント自体を求めて行くのか、グッズが欲しくて行くのか、貴社では分かっていないと思います。アンケート等で調査して、ユーザーがどっちを向いているのか、どちらを優先してイベントに行くのかを把握していただきたいと思います。 貴社は受注生産を行っていると思います。ユーザーはイベントに行って、買えなかった時点で不満に思ってると思うので、後から(受注生産で)買えると思ってイベントに行く方と、今からイベントに行って、今欲しいというニーズは大分違うと思います。この点、考えていただきたいと思います。ゲームアプリ「うたの☆プリンスさまっ♪Shining Live」ではユーザーアンケートを取っており、ユーザーの声を聞こうとする姿勢があります。貴社でもオフィシャルストアで購入されているユーザーにアンケートを取って、普段どういった商品を購入されているのかといったユーザー自身に声を届ける機会を作って欲しいと思います。

回答17:(高橋社長)この場でお約束はできませんが、そのような貴重なご意見をいただけたことは、大変有難いと思います。担当の原田取締役も含めて、必ず社内で検討させていただきます。また検討結果につきましても機会があれば発信したいと思います。貴重なご意見ありがとうございました。