ゲーム株で勝ちたい!

ゲーム株を中心にその他もろもろ

PSの次世代はどのようなものになるだろうか(ゲームランキング_2017/9/23)

スポンサーリンク

・今週はPS4「ウイニングイレブン2018」が6.4万本で初登場首位。7位にPS3版が入っており、合計では7.7万本となった。前作より下回る初週となったが、これは日本でもライバルである「FIFA」シリーズに客を奪われているのだろうか。

 

・3DS「メトロイド サムスリターンズ」は3万本で3位。リメイク作でもあり、任天堂タイトルとしてはやや地味な印象もあるが、しっかりとした出足でこの辺はファイアーエムブレムと同じく固定ファンがいるのが大きいのだろう。そして昔から「メトロイド オモロイド」と言われる通り、ほとんど面白さにおいて期待を裏切らないタイトルでもある。

 

・PS4「アンチャーテッド 古代神の秘宝」が2.3万本で4位。前作からの追加エピソードでもこれだけ売れるのはこちらもやはり面白さに定評があるタイトルだからだろう。タイトル買いする人も多いのではないだろうか。

 

・PS4「F1 2016」は0.7万本で11位。前作よりは僅かではあるが本数が増えている。(ただし順位は落ちている)こちらも毎年出る定番タイトルであり、一定の需要はあるのだろう。

 

・PS4「NEW みんなのゴルフ」は3週目は1.3万本で合計では13万本を超えた。最終的に20万本を狙えそうで好調だ。

 

・Switch「チャンピオンジョッキー スペシャル」は0.2万本で20位。かなり久しぶりの新作でどちらかというとマイナーなタイトルだが、この売り上げと順位はコーエーテクモにとっても予想外だろう。この手のタイトルが0.5-1万本売れる市場になればと思うのだがなかなか難しいだろうか。

 

・日本のハードランキングではSwitchは4.4万台。最近は4-5万台をキープしているが、それでもまだまだ入手困難な状況で潜在需要はどこまであるのだろうか。新作の「スーパーマリオ オデッセイ」も相当売れることが考えられ、そのあとはクリスマス需要もあり、やはり年内は全く持って手に入らないのだろう。個人的には仕方なくWiiUで「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」をやろうかと考えている。

 

・好調の続くPS4だが次世代の戦略はどのようになるのだろう。すこし考えてみた。というか、完全に個人の妄想ですが・・・。

 

 まず当然ながら、据置機の性能はPS4Proを遥かにしのぐものになるだろう。現状のPS4でも例えば、ゲーム内の全てのセリフがボイス有りというわけではなく、テキストのみの部分を相当あるゲームが多い。この辺りを全てボイスにでき、なおかつムービーパートと同じぐらいの画質をゲーム上でも実現するぐらいのところを最終目標として、そこに近づくべくやれることをやるという感じになるだろう。

 

 とは言え、値段的には現状の4-5万円台ぐらいが普及を考えると限界だろう。2017年現在の高性能ゲーミングPCのような性能を5万円で実現するぐらいが目標だろうか。

 

 一方、携帯機は現状のVita(日本で週販4千台、欧米ではさらに少ない、またSIE自身がソフトをほとんど出さない)を見ていると、次世代機は出さないような気もする。それよりもアンドロイド端末を使用して、コントローラをつなげた形での据置機リモートプレイのようなものに力を入れそうだと思う。VitaではすでにPS4リモートプレイを実現しているし、PS1のゲームがスマホ上で遊べる仕組みを作った実績もある。だとすれば、技術的には十分可能だろうし、現状のPS4のユーザの多さから考えても市場規模はかなりのものになると思う。

  

 PSVRだが、SIEハウス社長が「次のステップでは大手の制作会社に参入してもらいたい」とインタビューで発言している。つまり現在はインディー系など小規模開発のソフトが中心になっているということだ。サードパーティに期待する部分もありながらSIE自身も何らかのタイトルの準備はしているのではないだろうか。例えばグランツーリスモあたりがVR専用タイトル(対応、でもよいが)になるとかなり注目を集めるだろう。一朝一夕でできる話ではないが、VR普及を目論むソニーにとって市場を引っ張る自社タイトルは欠かせないだろう。

  

 その他に個人的に想像していることとしては、インディーよりも規模の小さいほとんど個人でゲーム開発者に向けて、CS機開発のための門戸を開くのではないかというのがある。もちろん、メーカー製のソフトと個人開発のソフトを同列に並べることはできないが(ソフトの質を保証できなくなるため)安価で開発できる仕組みを提供し、SIEの審査を通れば、実際にネットワーク上で販売などができるという形だ。つまりiPhoneアプリのPS版のようなものだ。

 

 これは数年前にPlaystation Mobile SDKというもので一度実現したことがある。プロが使うような高性能な開発キッドではないものの、キッド自体は誰でも無料でダウンロードでき、できたソフトはSIEの審査を受けた上でVitaで遊べるソフトとして販売することができた。この時は残念ながら思うような広がりを見せられなかった。すでにUnityやcocos-2d-x、Unreal Engineなどのゲーム開発エンジンが広く普及していたことが主な原因だと思われる。

 

 しかし、逆に言えばそれだけゲーム開発エンジンに触れている人は多く、その中の多くの人はPSのようなコンシューマ機でゲームを出したいと夢見ているだろう。その中には思わぬ才能が埋もれている可能性も十分になる。CS機だけでなくPCやスマホとも戦わなければならない今のゲーム業界に置いて、そういった個人開発者にスポットライトを当てることは必須だし、おそらくソニーも何らかの対策は考えているのではないかと思う。これは任天堂やマイクロソフトについても同様だ。

 

 あとはクラウドゲームについてもそろそろ動きを見せてくるだろうと思う。通信業界では5G企画があと数年で実現しそうな感じだし、いきなり完全にクラウド化するのは無理としても、次世代機にはクラウドゲームで遊べるような設計は施されるだろうし、いくつか実験的なタイトルなどは出してくるのではないか。

 

スポンサーリンク

 

 

4gamerゲームランキング(2017/9/11-9/17)

・日本ゲームソフトランキング(カッコ内は累計)

1位:ウイニングイレブン 2018【PS4】64,342本(64,342本)

2位:スプラトゥーン2【Switch】37,481本(1,138,962本)

3位:メトロイド サムスリターンズ【3DS】30,855本(30,855本)

4位:アンチャーテッド 古代神の秘宝【PS4】23,131本(23,131本)

5位:Distiny2【PS4】20,018本(70,281本)

6位:NEW みんなのゴルフ【PS4】13,487本(136,694本)

7位:ウイニングイレブン 2018【PS3】12,777本(12,777本)

8位:マリオカート8デラックス【Switch】10,971本(694,185本)

9位:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて【3DS】10,525本(1,720,431本)

10位:モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.【Switch】9,414本(133,621本)

 

・日本ゲームハードランキング(カッコ内は日本での累計概算、XBOXOne以外1万台未満切り捨て)

PS4:24,660台(515万台)

PS3:99台(1,046万台)

Vita:3,847台(566万台)

Switch:44,052台(139万台)

WiiU:86台(334万台)

3DS:21,565台(2,381万台)

XBOX One:57台(7.9万台)

 

スポンサーリンク

 

 

にほんブログ村 ゲームブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム情報へ
にほんブログ村