愛たくて逢いたくて

３年ぐらい前の本だが、林原めぐみさんの「愛たくて逢いたくて」
を読んだ。この中でおはガールのまあり（麻亜里さん）が好きだという
谷川俊太郎さんと林原さんの対談が載っていたので、興味深く読んだ。

その中で印象深かった言葉
「詩人という存在は社会の中でどういう役割を果たせるだろう。
どうしたら読む人に喜んでもらえるだろう。そんなことを最初から考えてた」

「（詩は）楽譜みたいなもので読んでくれる人が心の中で奏でて
くれないと成立しないんじゃないかと・・・だから僕には読者が必要なんです」

まありたちおはガールが目指しているところも
そして林原さんら声優が目指しているところも
きっとこの「相手がどうしたら楽しんでくれるだろう、喜んでくれるだろう」
というところにあるのだろうと思う。
（というか、世の中の仕事は全てそうだろう）

あと谷川さんが「ピーナッツ」（スヌーピーの漫画）の
翻訳などもされていることをはじめて知った。

ほかにもいろいろな分野で活躍されている方の話が載っていて
楽しめるいい本だと思った。

特に漫画家の入江紀子さんの「本当にすごい人は特別な才能なんか
なくてもちゃんと人として生きていける人だと思う」という言葉には
才能のない人間として、とても勇気づけられた。
これからはちゃんと人として生きていこう^ ^;

林原さんのちゃんと写ってる顔写真ははじめて見たが、
思ってたより（失礼すぎか）美人だった。