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昨日の菊花賞のディープインパクト

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1周目、「ゴールが近いと勘違いして馬が行きたがった」と
武豊騎手がいうように明らかにかかっていた。騎手も押さえるのに必死。
あれで大分スタミナをロスしただろう。


しかし、ゴール前を過ぎて2周目にはいるころから、折り合いが
つきだし、3コーナーあたりでは完全に折り合ってた感じ。
そこからはすっと進出を開始しだしていつもどおりのディープに。


それでもかなりのスローペースでレースが推移してることから
前にいたアドマイヤジャパンには有利な展開。(途中、2回13秒台に
ラップが落ちてるから、息も入り先行馬には願ったりかなったりの展開)
後ろにいたディープは自ら脚を使って前に取り付かざるを得ない。


でもこの馬にはそんなことは関係ないんだろう。
4コーナー手前からどんどん加速して、ラスト200の標識を過ぎてから
前を捕えて先頭に立つ。
いつになくムチの連打を浴びたものの最後は2馬身差をつけた。
あの不利な条件が重なった中でのこの差は価値あるものといえる。
アドマイヤジャパンはおそらく最高の競馬だったので)


そしてそれ以上に、ディープよりやや前にいたローゼンクロイツに6馬身、
ほぼ同じような位置にいたシックスセンスに6馬身半の差をつけたことが
純粋に同世代間での実力差を示しているように思えた。


それにしても、VTRでインタビューを見ると、あの武豊騎手の目がかすかに
潤んでいる。自分の中で「武豊=人前で泣かない人」というイメージがあった
ので、それも驚きであった。それほどプレッシャーのかかったレースであり、
それを乗り越えた喜びは大きいものだったということだろう。


昨日のあの瞬間を目に焼き付けることが出来たのは幸運であったし、
「競馬ファンであって本当によかった」と心の底から思える瞬間であった。


そしてその日の最終レースでJRA最多出走タイ記録をひっそりと達成する
ハートランドヒリュもすごいです。