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ゲームランキングニュース(2017/7/3)

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・ツタヤランキングで3DS「ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー」(通常版)が初登場1位。初回限定版も19位に入っている。DSからのリメイク作だがかなりの好調で5万本を上回るか。

 

・「レゴシティ アンダーカバー」はSwitch版が10位、PS4版が13位。WiiU版が既に出ているとは言えもう少し売れて欲しかったところ。レゴのゲームは評判も良くハズレはないと思われるが、やはり子供向けのイメージもあるのかもしれない。

 

・ヨーロッパランキングでSwitch「ウルトラストリートファイター2」が4位。かなり健闘している。Switch自体が注目を集めていることに加え、「ストリートファイター」の根強い人気が奏功しているか。

 

・イギリスの7/1ランキングでは「クラッシュバンディクーブッとび3段もり!」が初登場で首位に。こちらもリメイクだが「クラッシュバンディクー」は欧米では人気のキャラクターなのだろう。これを機に続編も出てほしいものだが。

 

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IGNJapanの記事でSIEの吉田修平氏とアラン・ベッカー氏のインタビューが掲載されている。めちゃくちゃ大まかに言うと、SIEジャパンスタジオは海外スタジオのようなゲームを作るには無理なところもあるが「らしさ」を大切にしつつ、既存IPに加え、新規のゲームを作ることも強調している。ジャパンスタジオの文化について触れている内容だが、これは同時にソニーの今後のゲーム事業の方向性も表しているように感じた。と言うのは、現在PS4は性能、開発の容易さ、値段のバランスが取れたゲーム機としてユーザー、開発者問わず人気だが、これからの時代、ハードの優位性でゲーム事業をリードできるかは分からない。特にネットワークがさらに発達して、クラウドを使ったゲーム配信やリモートセーブが当たり前の時代になると、ハードによる優位性を保つのは至難となる可能性もある。おそらくソニーはそこまで見越して、ソフトウェアでの優位性も構築するように努めているのではないか。ソニーの平井社長の戦略を見ていると、古くからのソニーファンに嫌われることも承知の上で、競争優位のない事業(テレビ、パソコン事業など)は切り捨てや縮小などの手段を取っている。ゲーム事業においても、ハードの高性能化への階段も登りつつ、一方でスマホも含めてソフトでの優位性構築に力を注ごうとしているのではないか。

 

・一方で同じIGNJapanに任天堂宮本茂氏のインタビューも載っている。こちらを読むといかに宮本氏がキャラクターというものやそのイメージを大事にし、それを崩さない中で新しい面白さを提供することに苦心していることが分かる。マリオ自体は単なる髭を生やしたおじさんだが、その特性を生かした面白さを追求することで世界的なキャラクターに育ててきたのだろう。そういった姿勢がマリオ、ゼルダ、そして任天堂をも世界的にしたと考える。上で書いたソニーは今まさにそれをやっていて、少しずつだが成果が見え始めている段階に来ているように思う。

 

参考:TSUTAYAゲームランキング(2017/6/26-7/2)

 

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