任天堂決算説明会(2017/4/28)のまとめ
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先日の任天堂決算説明会の資料から投資のヒントになりそうな箇所を抜粋しました。
任天堂の社長自身が説明しているため役に立つ情報ではありますが、逆に任天堂内部の人が語っているので未来に関する情報については注意が必要です。
できるだけ客観的に情報を見る必要があると考えます。
Switchのここまでについて
・Switchは3月末までに274万台を出荷
・購入層は20-30代男性が多い。10代も比率高い。男女比は9:1(アメリカでのアンケート結果)
・アンケートではSwitchで複数人(家族、友人など)と遊ぶ可能性を感じている人が多いことが分かった
・「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」はハード購入者の9割以上が購入(WiiU版と合わせて300万本以上を出荷)
・「ゼルダ」は普段ゲームをプレイしない人も購入していることがうかがえる
・「1-2-Switch」はまもなく100万本出荷
・「いっしょにチョキッと スニッパーズ」は35万本超のダウンロード達成
・コナミ「スーパーボンバーマンR」は3月末までに50万本出荷
3DSのここまでについて
・本体累計発売台数は全世界で6300万台を突破した
・2016年度本体出荷台数(LL、2DSを入れた日米欧合算)は2015年度を上回った
・2DSの販売比率が高まっている(特に欧州では50%に達しています)
・任天堂自社の3DSソフト(本体同梱版含む)も2015年度より伸びた(ポケモン サン/ムーンの影響が大きいと考えられます)
・まだまだ3DSビジネスは継続できると考える
・「スーパーマリオメーカー for 3DS」は日米欧合算で200万本出荷
・過年度販売ソフトは2016年度も売れている。
マリオカート7:196万本
Newスーパーマリオ2:102万本
とびだせどうぶつの森:97万本
など
スマートデバイスのここまでについて
・「スーパーマリオRUN」はまもなく1億5000万ダウンロード達成(全世界iOS、Android合算)
・マリオランは日米欧以外でもダウンロードされている(165の国と地域で配信)
・有料購入者も徐々にではあるが増えている
・マリオランは2017年3月にメジャーアップデートを実施し無料で遊べる範囲が増えた。またヨッシーの色違いを追加した
・「ファイアーエムブレムヒーローズ」は納得感のある課金制度を心がけている。結果として順調な売上水準を達成
Switchの今後について
・2018年度は本体1000万台出荷予定
・新規タイトルを間を空けることなく発売、サードパーティ社ソフトも複数タイトルを早期に発売したい
・「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」の追加コンテンツを2017年夏と冬に発売予定
・「マリオカート8DX」は予約好調
・さまざまなソフトメーカーがSwitchのユニークな機能に関心があると聞いている。ヒットを出せるように協力したい
3DSの今後について
・Switchとは価格や遊び方が異なり競合しない
・「New 2DS LL」を7月に14980円で発売予定
・新規タイトルソフトも投入。アクションアドベンチャーRPG「Ever Oasis 精霊とタネビトの蜃気楼」を7/13に発売
・ピクミン(3DSでは初)、ファイアーエムブレムシリーズも投入
・「ドラゴンクエスト11過ぎ去りし時を求めて」を7月に発売予定
スマートデバイスの今後について
・任天堂IPに触れる人の増加、スマートデバイス事業単体での収益化、ゲーム専用機との相乗効果を狙って、今後も年2、3タイトルを投入する
・現存タイトルは今後もサービス運営を行っていく