日本ファルコム業績を下方修正(2016.9月)
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【3723】日本ファルコムが2016年9月期の業績を下方修正しました。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期 純利益 | 1株当たり 当期純利益 | |
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前回発表予想(A) | 1700 | 700 | 700 | 469 | 45.62 |
今回実績値(B) | 1450 | 550 | 550 | 369 | 35.89 |
増減額(B-A) | △250 | △150 | △150 | △100 | - |
増減率(%) | △14.7 | △21.4 | △21.4 | △21.3 | - |
前期実績(H27.9月期) | 1575 | 692 | 689 | 456 | 44.37 |
修正額はそれほど大きくはありませんが、もともと慎重な業績見通しを出す企業であり、 ややサプライズ感はあります。
理由としては、【「イースVIII」韓国語版や「東亰ザナドゥ」「軌跡シリーズ」のアジア市場への投入について、ライセンス先のローカライズ作業が想定より遅れているため】とのことで、もともと会社四季報でも懸念されていた海外ライセンス部門の立ち遅れが響いているようです。
ただ、日本ファルコムの持つIPは強力ですし、日本では東亰ザナドゥ+eXなどが好調です。今期の海外遅れを来季以降で取り戻すことが期待できることから、このニュースで株価が落ち込むようであれば、買い増しを考えていきたいと思います。
また、同時にイースVIIとファルコム創立35周年を記念して記念配当が実施されます。
従来予想の1株あたり5円に記念配当2円が加えられ、今期は7円配当となります。
(投資に関する決定はご自身の判断で行っていただきますようにお願いいたします)