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新しいものに挑戦する気概(ゲームランキングニュース_2017/8/30)

4Gamerゲームランキングから

 

・「モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.」が初登場1位となった。予想された結果ではあるが、3DS版からのリメイクでの1位はさすがモンハンといったところ。モンハンの発売に合わせSwitch本体の供給も増え、今週は6.9万台となった。それに連れて「スプラトゥーン2」が2位に上がってきたのもすごく、まだまだ潜在需要を抱えていることをうかがわせる。

 

・3DS版「ドラゴンクエスト11」はついに5週目でトップ陥落となった。しかし、4位のPS4版と合わせてまだ5万本を超える売上であり、評判の高さと売上が直結している様子だ。そろそろ中古が出回り始めるタイミングだろうが、どこまで本数を伸ばすのか注目したい。

 

・新作ではPS4「新次元ゲイム ネプテューヌVII R」が5位で1.5万本。前作のリメイクであるが安定の売り上げはVR対応で注目を集めたこととそもそものIPの強さが要因だろう。

 

・VitaとPS4「深夜廻」がそれぞれ8,9位で合わせて1.6万本となった。前作「夜廻」は2万本を超えていたので、そこからは数字を落としている。ただダウンロード比率は上がっているだろうから、そこからすると健闘していると言えるのでは。個人的にはホラーすぎない恐怖ゲームとして貴重なタイトルだと思うので、今後も生き残ってほしいIPである。

 

・その他ではSwitch「ワンピース アンリミテッドワールド R デラックスエディション」が12位で0.4万本、「The Lost Child」がVita版17位、PS4版18位で合計0.7万本。「The Lost Child」はダンジョンRPGとして惹かれるタイトルであるが、知名度不足が影響したか。決してできの悪いゲームではないと思われるのでもっと売れてほしい。

 

・日本のハードランキングでは上述の通りSwitchが急回復し6.9万台となった。出荷するだけ売れるので全く傾向が読めないが、当面、出せば売れる状況が続くことはほぼ確定だろう。WiiUの時からすると隔世の感があるが、SwitchにはWiiUの反省が生かされているような気がしており、任天堂からすると意外な売れ行きではなく、ある程度予想通りなのかもしれない。(ここまでの供給不足は読めなかっただろうが)

 

・世界では相変わらずPS4ハードの販売ペースがすごい。欧米では10万台を超えるハイペースが続いており、ソニーの業績にも大きく寄与しそうだ。ハード自体の魅力に加え「ファイナルファンタジー12」や「クラッシュバンディクー」や数々の大作がハード売上を押し上げていると思われ、さらに「アンチャーテッド」の新作発売でブーストがかかりそうだ。(イギリス8/26ランキングで初登場1位)

 

「プレステVR、一瞬でブーム終了…低レベルでゲーマーの失望深刻、販売小出しで話題づくり」という記事を読んだ。その感想を書いてみようと思う。

 この記事の中ではPSVRや3DSの3D機能のコンセプトを商業的に否定する形になっているが、個人的な意見としてはこれらを世に出したことは正しいと考える。なぜならゲーム業界(に限ったことでもないが)は新しいコンセプトを出すことで活性化される、もしくは新機軸のソフトが出されたりすることがあるからだ。任天堂などはそういう意味では(商業的な)失敗の宝庫のメーカーであると言えるだろう。

 

 古くはファミコン周辺機器のロボットやスーパーファミコン周辺機器のサテラビュー、かなり斬新なデザインとゲーム画面であったバーチャルボーイなど枚挙にいとまがない。しかし、これらを出したことが無駄だったとは思わない。それは必ず後の世代に別の形でつながっていくからだ。別の商品として出されることもあれば、当時のそういった新しい機器で行われた色々な研究や開発が受け継がれるという形になることもあるだろう。

 

 確かにPSVRは一般層にまで十分に普及しているとは言えないだろうし、3DSの3D機能はそれを必要としないゲームが出される、あるいは2DSという3D機能自体を省いたハードが出されたことによって単なるおまけ機能になったとも言える。しかし、各ハード、ソフトメーカーはこういったハードや周辺機器が出されたことによって、今までとは違う技術に触れることができ、そこから後の世代につながる技術や新しいアイデアをきっと得ているだろうと思う。

 

 ゲーム業界というのは1年2年で結果が出る業界ではない。少なくとも数年から10年見ないと、それが失敗だったのかどうかは分からないし、(こんなランキング記事を載せておいて言うのもあれだが)単なる短期的な売上や反響だけで全てを測れるものでもないだろうと思う。もし任天堂が失敗を恐れる体質の会社であれば、バーチャルボーイもなかった代わりにDSもWiiもなかったであろう。結果、社会現象を巻き起こした脳トレやWiiFitなども生まれなかったに違いない。

 

 将棋の羽生善治二冠は定石と呼ばれる先人たちがすでに指していて、その後の寄付も残っている手ではなく、全く誰も打たなかった手を打つことがよくあるそうだ。そうすることで新しい世界に踏み込む将棋の醍醐味を味わっているという。定石ではない手なので道無きジャングルを進むようなものだ。その結果、多くの失敗をしただろうし、負けもしただろう。しかしそうすることによって、今までは見えていなかったものを見ることもできただろう。彼が現役にしてすでに歴史に名を残す棋士となったのはそういった新しいものに果敢に挑む精神があるというのも一因であろう。

 

 だからこそ、今後とも任天堂やソニーをはじめ、各ゲーム会社には一時的な結果を恐れることなく、新しいものや今まで手を出していなかった分野、未完成の分野にどんどんとチャレンジしていってほしいと思うのである。

 

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4gamerゲームランキング(2017/8/21-8/27)

・日本ゲームソフトランキング(カッコ内は累計)

1位:モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.【Switch】84,277本(84,277本)

2位:スプラトゥーン2【Switch】67,705本(1,640,920本)54,443本(1,004,180本)

3位:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて【3DS】34,146本(1,671,067本)

4位:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて【PS4】22,600本(1,314,402本)

5位:新次元ゲイム ネプテューヌVII R【PS4】15,775本(15,775本)

6位:スナックワールド トレジャラーズ【3DS】14,764本(137,972本)

7位:マリオカート8デラックス【Switch】13,731本(660,214本)

8位:深夜廻【Vita】Hey! ピクミン【3DS】8,255本(8,255本)

9位:深夜廻【PS4】8,066本(8,066本)

10位:ARMS【Switch】5,495本(209,217本)

 

・日本ゲームハードランキング(カッコ内は日本での累計概算、XBOXOne以外1万台未満切り捨て)

PS4:24,658台(511万台)

PS3:83台(1,046万台)

Vita:4,080台(567万台)

Switch:69,654台(132万台)

WiiU:117台(334万台)

3DS:25,210台(2,376万台)

XBOX One:63台(7.9万台)

 

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ゲームランキングニュース(2017/8/25)

4Gamerゲームランキングから

 

・3DS版「ドラゴンクエスト11」が4週連続の1位、PS4版は2位となった。通算では300万本を超えルところまで来ており、実質的な前作となる「ドラゴンクエスト9」を超える432万本もこの勢いなら視野に入ってきそうか。

 

・新作では「ドラゴンクエスト10オールインワンパッケージ」が1.4万本で5位に入ってきた。ドラクエにしては低い順位と本数だが、すでに発売後5年が経過しているオンラインタイトルであればむしろ健闘であろう。5年経っても「オンラインでみんなとドラクエの世界を探検できる」魅力は色あせていない、逆にPS4の美麗グラフィックで遊んでみたいというニーズも多いのだろう。

 

・Switch「スプラトゥーン2」はどうやら100万本を突破したようだ。初めてプレイする人にとってはチュートリアルが少しわかりにくく感じる部分はあるらしいが、それを超えるとかなりの中毒性、面白さがあるようで、ハマった人にとっては来年以降に予定されるオンライン有料化も大したハードルにはなりそうにない。ただ、それだけにできるだけ今年のうちにSwitch購入者を増やし、「スプラトゥーン2」の世界に触れてもらうことは大切になってくるだろう。有料化以降も「最初の1ヶ月無料」などの施策は考えて来るかもしれないが。

 

・3DS「スナックワールド トレジャラーズ」は2週目も2.5万本とそこそこ粘っている。15-20万本を狙える範囲になってきており、おそらく次回作も期待できるだろう。レベルファイブの中堅タイトルとして会社を支えることになりそうだ。

 

・日本のハードランキングではSwitchが急落し2.2万台となった。出荷調整をしている可能性が高いが、出せば売れる状態で調整しないといけないのは任天堂としても苦しいところだろう。世界的に半導体やその他部品をiPhoneの新機種発売を間近に控えるアメリカのアップルなどスマホメーカーなどと取り合いをしていると思われ、当面は思うように供給を増やせないと考えられる。とすれば、やはり少なくとも今年いっぱいぐらいはSwitchの購入は至難の業となるかもしれない。今週は「スプラトゥーン2」の本数も本体に合わせるように急落しており、こういった状況が続くなら任天堂の決算も市場に期待ほどには伸びないケースも考えておいた方が良いだろう。

 

・PS4ハードの世界での堅調ぶりが相変わらず際立つ。米国、欧州共に毎週7-10万台の販売となっており、他を圧倒している状況になっている。新作がない週でも定番ソフトとともに売れるという流れができている。Switchもそうだが、「ソフトラインナップが全て」ではなく、ソフトが充実しているのは当然として、プラス、ハードの魅力があることが家庭用ゲーム機の売れる条件になっている可能性が高く、PS4とSwitchは両者違うアプローチ(PS4は先進的な性能、Switchは携帯+据え置きというコンセプト)ながらその魅力を消費者に訴えることに成功していると言える。

 

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4gamerゲームランキング(2017/8/14-8/20)

・日本ゲームソフトランキング(カッコ内は累計)

1位:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて【3DS】67,705本(1,640,920本)

2位:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて【PS4】49,543本(1,291,802本)

3位:スプラトゥーン2【Switch】34,108本(949,737本)

4位:スナックワールド トレジャラーズ【3DS】25,674本(123,208本)

5位:ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ【PS4】14,052本(14,052本)

6位:マリオカート8デラックス【Switch】13,589本(646,483本)

7位:ARMS【Switch】6,439本(203,722本)

8位:Hey! ピクミン【3DS】5,960本(120,710本)

9位:とびだせ どうぶつの森 amiibo+【3DS】5,789本(224,166本)

10位:ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(限定版含む)【Switch】5,268本(566,032本)

 

・日本ゲームハードランキング(カッコ内は日本での累計概算、XBOXOne以外1万台未満切り捨て)

PS4:34,688台(508万台)

PS3:110台(1,046万台)

Vita:5,177台(566万台)

Switch:22,277台(125万台)

WiiU:151台(334万台)

3DS:34,596台(2,373万台)

XBOX One:100台(7.9万台)

 

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個人開発ゲームが3DSで発売に(ゲームランキングニュース_2017/8/17)

4Gamerゲームランキングから

 

・今週も3DS版「ドラゴンクエスト11」が1位、PS4版は2位となった。通算では280万本を超えており、ダウンロード販売を入れるとおそらく300万本は超えているだろう。このペースで行くとそこのペースで行くと早期の350万本、そして400万本も超えてくるだろう。3DSのダウンロードランキングでもトップを快走、旧作の1,2も2位と3位を占めており、トップ3独占という快挙である。ロトシリーズと呼ばれるドラクエ1,2,3は発売から30年以上またはそれに近い年月が経過しているが未だに新たなファンを増やしながら売れ続けている。そのうち、ヒーローズ形式(あアクションバトル)のロトシリーズなども出されるのかもしれない。

 

・3DSダウンロードランキングといえば、1ヶ月ほど前になるが「ドウクツジマ」というタイトルがランキングに顔を出したことがあった。聞きなれないタイトルであるが、これはいわゆるメーカーが開発したものではなく、3DS用のゲーム開発プログラミングソフト「プチコン3号」を使用して作られた個人開発のゲームである。このゲームの特筆すべきところはグラフィックなどは最初から「プチコン3号」に用意されたものをうまく利用して開発されているところである。このソフトはある親子が2人で開発したとのことであるが、開発リソースが限られている中で既存のものをうまく使って、自分たちのアイデアを形にし、年に1度程度実施されている「プチコン大喜利」(投稿コンテスト)で金賞を受賞し、発売に至ったというもので、個人開発者でもアイデアややり方次第でここまでできるということを示した点で特筆すべきものだと思う。筆者もUnityやプチコンなどゲーム開発には大変興味があり、ここまでのレベルまでには至らなくても何か自分のアイデアを形にしたいなあと夢を見ている次第である。

 

・2位には3DS「スナックワールド トレジャラーズ」が入ってきた。9万本の売り上げで、レベルファイブにより今年から漫画、アニメで先行展開されているもののゲーム化であり、「妖怪ウォッチ」と似た戦略となっている。こういった形で新たなキャラクターIPを世に送り出すのはレベルファイブの得意とするところで、「妖怪ウォッチ」ブームがひと段落している現在、新たなレベルファイブの看板タイトルの1つとなるのか注目したい。

 

・新作ではPS4「ヒットマン ザ・コンプリート ファーストシーズン」が5位で1.7万本。「ヒットマン」シリーズではPS3「ヒットマン アブソリュート」が2013年に初週2.2万本となっており、そこからはやや数字を落としているが、ドラクエ等の影響も考えるとそれほど悪くない数字かと思う。

 

・同じく新作のPS4「ロックマンクラシックスコレクション2」が0.8万本で8位。3DS版が最初に発売された前作では2万本超の初週となっており、やや大きめに数字を落とした。この辺はキャラクターと機種の相性などもあるかもしれない。

 

・アメリカ7/1付ではPS4「クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!」がは30万本超で初登場1位。欧米でのこのキャラクターの強さを見せつける勢いだ。かなりのブランク明けでもこの数字を残していて、PSを代表するキャラクターとなるだろう。

 

・日本のハードランキングではSwitchが8.7万台となった。先週より供給が増えている。この調子で年末まで5-10万台を維持して行ってくれればサードパーティの参入も促すことができ、任天堂の業績にもさらに大きく寄与するだろう。

 

・PS4、3DSも今週も4万台を超えていて、ドラクエ効果は継続中である。両機種ともここまで普及台数が増えると今後もソフトメーカーの意欲的な参入が見込めるかもしれない。ここ10年ほど縮小の続いてきたゲーム業界の反転構成が望まれる。

 

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4gamerゲームランキング(2017/8/7-8/13)

・日本ゲームソフトランキング(カッコ内は累計)

1位:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて【3DS】116,115本(1,573,216本)

2位:スナックワールド トレジャラーズ【3DS】97,534本(97,534本)

3位:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて【PS4】91,147本(1,242,260本)

4位:スプラトゥーン2【Switch】87,983本(915,628本)

5位:マリオカート8デラックス【Switch】17,262本(632,894本)

6位:ヒットマン ザ・コンプリート ファーストシーズン【PS4】17,252本(17,252本)

7位:大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-【3DS】10,770本(80,618本)

8位:ロックマン クラシックス コレクション2【PS4】8,537本(8,537本)

9位:ARMS【Switch】7,866本(197,284本)

10位:クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!【PS4】7,263本(37,647本)

 

・日本ゲームハードランキング(カッコ内は日本での累計概算、XBOXOne以外1万台未満切り捨て)

PS4:42,462台(505万台)

PS3:95台(1,046万台)

Vita:4,651台(565万台)

Switch:87,798台(123万台)

WiiU:132台(334万台)

3DS:45,730台(2,370万台)

XBOX One:75台(7.9万台)

 

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ゲームランキングニュース(2017/8/11)

4Gamerゲームランキングから

 

・今週も3DSとPS4「ドラゴンクエスト11」が1、2位となった。2週目も50万本を超え、通算では260万本を達成しており、ダウンロード販売の比率も考えると「ドラゴンクエスト9」と変わらない程度の推移だろうか。

 

・それにしても改めてドラクエの底力というのはすごい。11もさることながら、先日は「ビルダーズ2」が正式発表された。アクションの「ヒーローズ」も全2作の好評さからすると続編はあるだろうと思う。スマホゲームのドラクエも何作かあるが、概ね好調であり、「ドラクエコンサート」や期間限定開催だった「ドラクエミュージアム」も注目を集めている。そのうちマリオのようにUSJのようなテーマパークに「アレフガルド」が作られるのではないだろうか。ロトの世界で実際にスライムやドラゴンと戦えたらきっと楽しいだろう。

 

・3DS「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」は限定版と合わせて8万本(通常版は4位、限定版は8位)。前作は13万本程度だったのでかなり落としたが、ドラクエの影響を受けていると思われる。ドラクエをクリアする人が出始める頃に売れていくのかもしれない。

 

・PS4「クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!」は3万本で5位。久しぶりに復活したタイトルでイギリスでは発売以来、ずっと1位をキープし続けている人気作である。日本でもPS1時代に遊んだ人も多いだろう。こちらもドラクエの影響は少なからずありそうで、徐々に売れていってほしいところ。

 

・アメリカの6/24付ランキングではSwitch「洞窟物語」(Cave Story+)が初登場2位で2万本売れている。PC版からの移植作であるが、Switchでもサードパーティのソフトが売れるということを示したと言える。しかもアメリカで好まれるFPSやTPSではなく、昔ながらの2Dアクションゲームというところが今後のアメリカ市場での可能性の大きさを示していると言える。日本の中小メーカーにとっても世界で活躍できるチャンスと言えるだろう。

 

・日本のハードランキングではSwitchが6.1万台となった。「スプラトゥーン2」発売から3週経って徐々に発売台数が減ってきた。先日任天堂はSwitchの「マイニンテンドーストア」での発売を予約注文にすると発表したが、決められた数の供給量を年末に向けて確保するためにうまくコントロールしようとしているように見受けられる。とにかく世界的に供給不足に陥っており、任天堂も人気作の発売に合わせて供給を増やしたり、世界各国での供給量調整をしたり大変だろう。

 

・PS4は今週は5.2万台となった。そのうち、PS4Proは9千台となっている。PROの実力を知るには4Kテレビが必要、など一定の環境が必須と思われるが、それでもドラクエ効果で新規ユーザのハード購入が多くなっている中での6台に1台という割合は大きい。SwitchとWiiUで反響が全く違う点からも分かるが、いつの時代も新しさを感じさせるもの、最高の性能を誇るものというのは人の心をくすぐるものがあるのだろうと思う。PS4Proの健闘はこのことを思い出させてくれる。

 

 

 

 

 

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4gamerゲームランキング(2017/7/31-8/6)

・日本ゲームソフトランキング(カッコ内は累計)

1位:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて【3DS】307,714本(1,456,601本)

2位:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて【PS4】200,798本(1,151,113本)

3位:スプラトゥーン2【Switch】74,235本(827,646本)

4位:大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-【3DS】69,848本(69,848本)

5位:クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!【PS4】30,384本(30,384本)

6位:マリオカート8デラックス【Switch】13,764本(615,633本)

7位:レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀【3DS】12,699本(108,057本)

8位:大逆転裁判1&2 限定版 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-【3DS】9,651本(9,651本)

9位:Hey!ピクミン【3DS】8,493本(107,787本)

10位:ARMS【Switch】5,472本(189,417本)

 

・日本ゲームハードランキング(カッコ内は日本での累計概算、XBOXOne以外1万台未満切り捨て)

PS4:52,939台(500万台)

PS3:96台(1,046万台)

Vita:4,773台(565万台)

Switch:61,933台(114万台)

WiiU:158台(334万台)

3DS:60,889台(2,365万台)

XBOX One:90台(7.9万台)

 

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ゲーム関連株決算まとめ(2017年7月)

ゲーム関連株の決算(主に第1四半期決算)が出揃いましたので、まとめてみました。

コンシューマ(家庭用)ゲームを主軸とするところが好調な一方で、モバイル(スマホ)を主力とする企業は明暗が分かれる形となり、スマホ市場の競争激化とSwitch等によるコンシューマ復権の兆しを決算からも感じ取ることができます。

これまではお祭りムード的に一方的に上げてきたゲーム株ですが、今後については優勝劣敗がはっきりしてくることが予想され、投資する際にも、ゲームの質や今後の計画などを踏まえた上で取捨選択をする必要があるように思います。

投資にあたってはご自身の判断にてお願いいたします。

 

・売上高、利益の単位は億円。カッコ内は前年同期実績。▲は赤字

【コード】
会社名
売上高 営業利益 純利益 コメント、概要
【2121】
ミクシィ
482
(473)
202
(201)
137
(135)
(第1)ゲームの伸び悩みをチケットフリマなどで補い僅かながら増収増益。通期では減収減益予想
【2497】
ユナイテッド
32
(31)
321
(▲65)
192
(▲72)
(第1)広告事業は減収減益も、クラッシュフィーバーなどゲーム伸びる
【2656】
ベクター
2.8
(3.5)
▲0.3
(▲0.3)
▲0.3
(▲0.3)
(第1)オンラインゲーム依然不調
【2706】
ブロッコリー
7.1
(10)
▲0.8
(0.6)
▲0.5
(0.2)
(第1)2四半期以降、各種イベント等で巻き返しなるか
【3624】
アクセルマーク
25
(22)
▲2.0
(0.1)
▲2.1
(▲0.1)
(第3)通期下方修正。ワールドクロスサーガ振るわず
【3632】
GREE(グリー)
653
(698)
79
(142)
121
(84)
(通期)減収減益も第4四半期は前期と前年よりも増収増益に。ネイティヴゲームが伸びる一方で、Webゲームは依然縮小傾向
【3639】
ボルテージ
88
(112)
1.4
(5.3)
0.2
(2.1)
(通期)新機軸の男性向けサスペンスゲームが増収だが、既存の女性向けが漸減傾向
【3635】
コーエーテクモHD
65
(76)
9.8
(11)
30
(10)
(第1)前期より数字落とすも予想より好調。第2四半期から第3四半期にかけて「ファイアーエムブレム無双」「信長の野望」最新作など主力投入
【3656】
Klab
109
(88)
19
(0.5)
14
(▲13)
(中間)新ゲームのキャプテン翼に加え、既存タイトルも好調維持で大幅増収増益。
【3659】
ネクソン
1218
(956)
560
(170)
393
(12)
(中間)「アラド戦記」「メイプルストーリー」の既存作に加え、新規作の「真・三國無双 斬」が好調
【3667】
enish(エニッシュ)
19
(25)
▲4.3
(▲1.5)
▲4.7
(▲2.3)
(中間)ゲームの譲渡などがあり数字を落とす。欅坂46のアプリで巻き返しなるか?
【3668】
コロプラ
382
(645)
98
(256)
64
(147)
(第3)既存アプリ軒並み不振。テコ入れで巻き返せるか?
【3723】
日本ファルコム
9.7
(6.7)
3.6
(1.4)
2.6
(1.0)
(第1)既存タイトルや海外ライセンスが順調で増収増益。英雄伝説の最新作「閃の軌跡3」9月に発売予定
【3739】
コムシード
3.7
(3.3)
▲0.01
(▲0.1)
▲0.02
(0.1)
(第1)主力タイトル「グリパチ」など既存タイトル好調
【3760】
ケイブ
28
(23)
▲2.2
(1.0)
▲3.9
(0.9)
(通期)「ゴシックは魔法乙女」の広告宣伝費かさむ
【3765】
ガンホー・オンライン・エンターテイメント
491
(614)
194
(266)
120
(168)
(中間)以前パズドラ下落基調。夏休みイベントや他ゲームで補いたいところ

 

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【コード】
会社名
売上高 営業利益 純利益 コメント、概要
【3793】
ドリコム
25
(17)
0.3
(2.3)
▲0.04
(1.1)
(第1)ゲーム好調で売上伸ばすも費用等増加。利益確保への手段が課題か
【3810】
サイバーステップ
30
(17)
3.7
(▲2.8)
2.8
(▲8.2)
(通期)今期利益予想引下げ。成長軌道に乗れず?
【3815】
メディア工房
16
(14)
▲0.2
(0.1)
0.4
(▲0.3)
(第3)既存アプリ不振で通期下方修正
【3823】
アクロディア
21 ▲3.1 ▲5.8 (第3)ソフトウェア減損処理で営業損失に
【3851】
日本一ソフトウェア
13
(11)
2.0
(1.5)
1.5
(▲0.8)
(第1)Switch版「ディスガイア5」に加え、PSやSteam向け既存ゲームも好調
【3907】
シリコンスタジオ
32
(35)
▲4.3
(1.7)
▲1.1
(▲1.2)
(中間)開発支援事業、ゲーム等のコンテンツ事業とも振るわず
【3911】
Aiming(エイミング)
36
(43)
▲9.2
(2.5)
▲9.4
(1.5)
(中間)「剣と魔法のログレス」が伸び悩み
【3912】
モバイルファクトリー
11
(9.8)
3.9
(2.9)
2.6
(1.9)
(中間)「駅メモ」がコラボなどで好調。「スタメモ」も好調
【3928】
マイネット
58
(27)
2.1
(1.2)
▲1.7
(0.9)
(中間)ゲーム再生事業概ね順調で成長。サービス終了タイトルを減損し、純利益は減益
【3932】
アカツキ
44br />(18) 22
(7)
16
(5)
(第1)「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」が絶好調で大幅増収増益に
【3935】
エディア
1.9
(4.2)
▲0.8
(0.2)
▲0.8
(0.1)
(第1)開発費増大等で営業赤字。下期に巻き返し目論む
【4816】
東映アニメーション
119
(91)
33
(17)
26
(15)
(第1)ワンピース剥落もドラゴンボールのゲーム等好調で通期上方修正
【4644】
イマジニア
10
(7.5)
0.9
(0.6)
1.0
(0.3)
(第1)コンテンツ事業好調。今後はSwitchや漫画アプリに注力か

 

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【4728】
トーセ
27
(30)
0.3
(▲1.3)
0.1
(0.2)
(第3)開発受託ゲームのロイヤリティ収入が想定下回る
【4777】
ガーラ
1.6
(0.9)
▲0.8
(▲1.4)
▲0.7
(▲1.7)
(第1)「アーケイン」が日本や海外で好調、費用等も減少し、前期比で赤字幅縮小
【4829】
日本エンタープライズ
48
(55)
1.9
(2.1)
9.9
(32)
(通期)ゲーム、それ以外とも減収決算。今期は収益性向上目指す
【6238】
フリュー
59
(59)
7.5
(12)
4.9
(8.4)
(第1)プリントシール事業が伸び悩み。ゲーム事業は「アライアンス・アライブ」などの貢献で赤字縮小
【6552】
GAMEWITH
15
(9.9)
6.5
(3.5)
4.6
(2.2)
(通期)ゲーム攻略サイトの広告収入等堅調で増収増益
【6736】
サン電子
69
(57)
▲3.6
(▲1.3)
▲4.2
(▲1.9)
(第1)遊技機を中心に売上を伸ばすも、人件費やAR、VR等の研究開発費が増加し、赤字膨らむ
【6460】
セガサミーHD
1072
(706)
166
(30)
115
(41)
(第1)ゲームは開発費かさみ、増収も減益。遊技機が好調で全体利益が大きく増加。
【6758】
ソニー
18581
(16131)
1576
(561)
808
(211)
(第1)スマホ向けカメラ好調、熊本地震の影響消え増収増益。ゲームは前期のような自社ビッグタイトルソフトなく減益も安定的
【7832】
バンダイナムコHD
1447
(1440)
156
(234)
134
(185)
(第1)前期ほどのヒットなく減益もスマホゲームは好調。「ガンダム」「ワンピース」の落ち込みを「ドラゴンボール」で補う
【7844】
マーベラス
48
(62)
7.0
(6.3)
5.2
(3.0)
(第1)スマホゲームの不調を家庭用向けと音楽事業で補う。「Fate」や「ポケモンガオーレ」など好調
【7974】
任天堂
1540
(619)
162
(▲51)
212
(▲245)
(第1)Switch絶好調で売上利益急回復。3DS市場は縮小も底堅く、スマホゲームも地味に稼ぐ
【9684】
スクウェア・エニックスHD
570
(511)
128
(89)
83
(53)
(第1)「ニーアオートマタ」「FF14」など既存タイトルが好調で全体押上げ。スマホも好調。「DQ11」でどこまで上乗せできるか
【9697】
カプコン
117
(109)
7.8
(▲7.2)
5.2
(▲14)
(第1)「ウルトラストリートファイター」「バイオハザード」「モンハン」の主力タイトルが全体的に好調で利益押し上げる
【9766】
コナミHD
557
(494)
121
(90)
85
(58)
(第1)「ウイイレ」「遊戯王」などモバイルゲーム、家庭用ゲーム好調。スポーツ事業などの減益を補う

第1=第一四半期決算、中間=中間(第2四半期)決算、第3=第3四半期決算、通期=通期(第4四半期決算)

ゲームランキングニュース(2017/8/3)

今週のランキング。

 

・3DS、PS4「ドラゴンクエスト11」が初登場で1,2位。3DS版が1位で114万本、PS4版が2位の95万本で合計では210万本弱。恐らくダウンロード版も含めると220-230万本ぐらいは売れているだろうか。PS4版は日本のPS4ソフト歴代最高売上の更新は間違いないところか。(あくまでもドラクエとしては)まずまず良いスタートだと思う。個人的にはもう少し3DS版に偏ると思っていた。(比率7:3ぐらい)ドラクエファンは2Dドット絵を愛する人が多いと思うし、今回は過去のドラクエの街などを舞台にしたイベントも多数用意されているということで、そのようなイベントはやはり過去と同じ見た目で楽しみたい、と思うのではないかと考えたからだ。それにPS4版の方が3000円高い。しかし、ドラクエ8やヒーローズなどで3Dとなったドラクエはすでにあるし、PS4の綺麗なグラフィックで本編ドラクエの世界を楽しみたいというニーズもかなり多くあったのだと思う。油絵が好きか、水彩画が好きかというのと同じで昔ながらのドット絵にも現代風の3Dグラフィックにもそれぞれ良さがあって、それはどちらかが淘汰されるのではなく、個人の好みの問題なのだろう。この辺り、新旧両方のニーズをうまく汲み取って形にした堀井雄二氏、スクウェアエニックスと開発者や関係者の方の仕事に敬意を表したい。

 

・Switch「スプラトゥーン2」の2週目は10.5万本となった。1週目が65万本近くなのでかなり数字を落としたが、今週もSwitch本体は9万台弱売れているので、ハード購入者の多くは一緒に購入(もしくは同梱版を購入)しているのだと思われる。恐らく当面はハードが売れるごとに同数が売れるのだろう。

 

・3DS「レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀」はドラクエ週にも関わらず、2週目で2.4万本売っている。レベルファイブはこういう固定ファンの付くキャラクターIPを作るのが上手い会社なのだろう。もはや大手に匹敵するほどの強力IPを抱えつつある。上場してくれていたら、全力で株を握り締めたいところだ。

 

・一方で今週の新作は軒並み1万本割れのスタート。ドラクエと同じ週での発売はきついだろうと思う。来週以降の巻き返しに期待したい。

 

・ハードランキングでは3DSとPS4がドラクエ効果で上昇。3DS系では2DSが3DSを圧倒してしまった。やはり3DS機能は現状では必要性を感じている人は少数派だということか。しかし、裸眼立体視というコンセプト自体は面白く、うまくその機能をゲームに落とし込めれば受け入れられる要素もあるのではと思う。この辺りは次世代機に期待したいところ。

 

・PS4ハードでは先週までは「PS4PRO」が全体の25%を占めていたが、今週は通常版PS4が大きく伸びる結果に。この辺りからもドラクエ11のためにPS4を購入した人が多数いることが分かる。

 

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4gamerゲームランキング(2017/7/24-7/30)

・日本ゲームソフトランキング(カッコ内は累計)

1位:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてスプラトゥーン2【3DS】1,148,888本(1,148,888本)

2位:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてスプラトゥーン2【PS4】950,315本(950,315本)

3位:スプラトゥーン2【Switch】105,326本(753,411本)

4位:レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀【3DS】24,491本(95,358本)

5位:マリオカート8 デラックス【Switch】13,841本(601,869本)

6位:Hey!ピクミン【3DS】11,900本(99,394本)

7位:ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ【PS4】(127,971本)

8位:すみっコぐらし ここ、どこなんです?【3DS】8,027本(28,910本)

9位:喧嘩番長 乙女 ~完全無欠のマイハニー~【Vita】6,931本(6,931本)

10位:ARMS【Switch】5,959本(183,945本)

 

・日本ゲームハードランキング(カッコ内は日本概算の累計、XBOXOne以外1万台未満切り捨て)

PS4:93,356台(508万台)

PS3:121台(1,046万台)

Vita:4,967台(565万台)

Switch:89,314台(128万台)

WiiU:142台(334万台)

3DS:142,600台(2,376万台)

XBOX One:94台(8.0万台)

 

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ゲームランキングニュース(2017/7/27)

今週のランキングから。

 

・今週は当然のようにSwitch「スプラトゥーン2」が初登場で1位。まだ本体が十分行き渡っていない状況で64.8万本は良い出足か。個人的には70-80万本ぐらい行くか思っていたのでそれよりはやや少ないが、ハード売り切れの状況では仕方ないだろう。来年以降、オンライン対戦に月額料金がかかって来るというところにユーザーがどう反応するかにもよるが、最終的には200万本ぐらい行って欲しい。

 

・ハードランキングではスイッチが9.9万台近くまで売上げ他を圧倒した。やはり「スプラトゥーン2」に合わせて供給を増やしてきたが、これでも全く足りていない。しばらくすると年末に向けてまた供給が減って行くことも考えられるため、今年いっぱいか来年の前半ぐらいは手に入れるのが至難の業になるかもしれない。

 

・3DS系本体では今週から「NEW 2DS LL」がラインアップに加わった。その「2DS LL」がいきなり3DS全体の半数を占めている。これを見ると改めてユーザーは「大きい画面は欲しいけど、3DS機能はいらない」と言っているように見え、当初のコンセプトが否定されてしまったような、少し切ない気分になる。

 

・一方でイギリスの7/22付けランキングではSwitch「スプラトゥーン2」は2位。1位は先週の3位から返り咲いたPS4「クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!」。「クラッシュ・バンティクー」の高い人気が「スプラトゥーン2」の初週を上回るという結果になった。一方でSwitchの定番ソフト(マリオカート8、ゼルダの伝説、1-2Switch)が軒並み順位をかなり上げている。セットで購入する人が多かったのだろう。ということはイギリスではSwitch本体の供給台数が増えてきたのだと思われる。

 

・アメリカの6/17付けランキングでSwitch「ARMS」が初登場1位に。また4機種で発売された「カーズ3」はSwitchが21位、PS4が35位、WiiUが48位、XBOXONEが50位という結果に。Switchが最上位という結果はSwitchの戦略を長期的に見る上で良い結果だろう。ただし、最上位とは言え5000本程度の本数なので、これを持って即、Switchのサードパーティソフトが売れる、とは断言できない。 

 

・日本のランキングに戻ると、初登場組では3DS「レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀」が2位で7万本、3DS「すみっコぐらし ここ、どこなんです?」が2万本で5位、Switch「Fate/EXTELLA」が7位で1万本、PS4「UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late」が12位で0.5万本、PS4「カーズ3 勝利への道」が16位で0.3万本となった。

 

・「レイトン」は貫禄の強さ、「すみっコぐらし」はキャラクター人気と過去作品の出来の良さもあってかかなり健闘だろう。両者とも3DSの看板タイトルとして定着しつつある。3DSにはこういった中堅タイトルやこれ以上に規模の小さいタイトルも多数存在し、ビッグタイトルの一方でハードを支えている面がある。これらの全てがSwitchに移行できるかは分からず、また現状、Switchの携帯性は3DSには敵わないことからも任天堂次世代携帯機の投入は必要だろうと思われる。

 

・「Fate」の1万本は「スプラトゥーン」と発売週が重なったのに加え、PS4/VITAですでに発売済みのタイトルであることを思えば健闘だろう。ただ、PSに比べるとやはり本数はかなり少なく、この手のゲームがある程度売れる市場を作るのは任天堂機にとってかなり大変な道のりなのだと思う。

 

・逆に「カーズ3」のような子供をメインにしたキャラクタータイトルは日本のPS4ユーザに売るのは大変なのかもしれない。

 

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4gamerゲームランキング(2017/7/17-7/23)

・日本ゲームソフトランキング(カッコ内は累計)

1位:スプラトゥーン2【Switch】648,085本(648,085本)

2位:レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀【3DS】70,867本(70,867本)

3位:Hey!ピクミン【3DS】21,628本(87,494本)

4位:すみっコぐらし ここ、どこなんです?【3DS】20,883本(20,883本)

5位:ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ【PS4】19,049本(119,813本)

6位:マリオカート8 デラックス【Switch】12,980本(588,028本)

7位:Fate/EXTELLA【Switch】10,247本(10,247本)

8位:ARMS【Switch】7,984本(177,987本)

9位:ガンダムバーサス【PS4】6,665本(143,844本)

10位:ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド【Switch】5,989本(543,016本)

 

・日本ゲームハードランキング(カッコ内は日本概算の累計、XBOXOne以外1万台未満切り捨て)

PS4:30,878台(498万台)

PS3:142台(1,046万台)

Vita:4,545台(565万台)

Switch:98,999台(118万台)

WiiU:176台(334万台)

3DS:34,145台(2,362万台)

XBOX One:77台(7.9万台)

 

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任天堂の第1四半期決算が発表されました(2018年3月期)

[7974] 任天堂の2018年3月期第一四半期決算が発表されました。

2018年3月期第一四半期決算(カッコ内は前年同期の決算)

 売上高:1540億円(619億円)

 営業利益:162億円(赤字51億円)

 経常利益:309億円(赤字386億円)

 純利益:212億円(赤字245億円)

2018年3月期通期決算予想(カッコ内は前年同期の決算)

 売上高:7500億円(4890億円)

 営業利益:650億円(293億円)

 経常利益:600億円(503億円)

 純利益:450億円(1025億円)

2018年3月期第一四半期決算(カッコ内は前年同期)

 Switch本体:197万台

 Switchソフト:814万本

 Amiibo:290万体(フィギュア、カードの合計)

 3DS本体:95万台(前年同期比1%増)

 3DSソフト:585万本(前年同期比31%減)

 ダウンロード売上高:110億円(前年同期比41%増)

 スマホ、IP関連売上高:90億円(前年同期比450%増)

 

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予想以上に順調な決算でした。Switch本体の世界的な供給不足があったものの、Switchソフトの好調さに加え、3DS本体が僅かながら台数を伸ばしたこと、ダウンロードによる購入が普及してきたこと、スマホもファイアーエムブレムやスーパーマリオランが今期から加わったことで大幅に売上を伸ばしました。

今後、通期の会社予想を上回るかどうかは、やはりSwitch本体の供給状況にかかってくるでしょう。今のところ、通期予想はだいたいSwitch出荷計画(今期1000万台)に沿ったものになっているように見えるので、特に予想を修正することもなさそうです。もし、生産をここからさらに上積みできて、それが今のように店頭に出すたびにあっという間に売り切ることができるなら、会社予想以上の売上となり、サードパーティのソフトが売れる状況を作れれば、営業利益の上方修正も期待できるかもしれませんが、「売り切れるから欲しくなる」という心理もある程度働いているであろう今の状況がいつまで続くのかは分かりません。会社予想はそれを踏まえた上での数字になっているように見え、恐らくはDSやWii時代後期以降、WiiU時代まで続いた予想数字を下回る苦い経験から来る慎重さが表れているような気がします。

以下で決算説明会の内容がご覧いただけます。

決算短信

決算参考資料

 

実際の投資にあたっては、ご自身の判断でお願いいたします。

 

 

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ゲームランキングニュース(2017/7/20)

4Gamerゲームランキングから

 

・PS4「ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ」が10万本で初登場首位。リメイクタイトルとしては堅調な出足だろう。イギリスの7/15付ランキングでも首位になっていて、FFブランドの世界的な強さを見せつけた。

 

・3DS「HEY!ピクミン」は6.5万本で2位。ピクミンの派生タイトルとしてこちらもまずまずだろうか。

 

・その他の新規タイトルでは3DS「Ever Oasis 精霊とタネビトの蜃気楼」が1.4万本、3DS「100%パスカル先生 完璧ペイントボンバーズ」が0.9万本、「PS4ハコニワカンパニワークス」が0.4万本。上記2タイトルとは差がある。このあたり、ビッグタイトルとそれ以外のタイトルの格差というものは埋まっておらず、ゲーム業界全体の今後の課題だろう。

 

・ハードランキングでは今週は久しぶりに3DSが5.8万台で首位に。2DSLLやピクミン効果に加え、ドラクエへの準備もあるだろうか。PS4は3.6万台。季節を問わず堅調な売れ行きを示す世界的なおばけ商品になりつつある。Switchは今週は3.2万台弱の出荷。ハードが売れれば、既存タイトルも順位を上げてくるという強さ。いよいよ「スプラトゥーン2」の発売が迫り、どこまで台数を伸ばしてくるか注目している。できれば10万台を超えてほしいところ。

 

・7/10ヨーロッパランキングではPS4「ワープアウト オメガコレクション」が初登場2位。「鉄拳7」が首位、「ホライゾン ゼロドーン」が3位、4位に「ダート4」とPS4勢の堅調さが目立つ。ハードも毎週のように10万台前後売っており、まるで日米のSwitchを見ているかのような好調さである。

 

・今週のニュースで注目したいのはYahoo!が「ヤフーゲームプラス」を開始したというニュース。Webブラウザを使った「HTML5ゲーム」とクラウドを使った「クラウドゲーム」があるという。HTMLをゲームに使うこと自体は元々モバゲーやグリーなどで採用されており、最近もバンダイナムコや楽天などが参入しており、特に珍しいものでもないが、HTML4からHTML5になったことで機能的な面が向上し、今までブラウザで実現不可能だったものができるようになってきている。グーグルやアップルにロイヤリティを払う必要がない分、ソフトウェアメーカーとしては今後もHTMLを採用するケースは増えていくだろう。HTML自体も今後さらに機能が向上していくだろうからその傾向か強くなるだろう。

 

・一方、クラウドゲームの方だが、こちらも徐々にではあるが規模を拡大させていくのではないだろうか。もちろんここ数年でいきなり全てがクラウドゲームになる、ということはありえない。普及のためには運営側のサーバ環境の増強に加え、ネットワークインフラの増強も欠かせない要素だからだ。通信各社は現在の4Gから近いうちに5G環境へと移行する動きを見せているが、それでも日本だけで1千万人は下らないと思われるゲームユーザー全てが遊ぶゲームをクラウドで提供するには貧弱だろう。しかし、ユーザが特定のハードを持つ必要がないクラウドゲームには金銭的なメリットもある。(将来的にはクラウドゲーム対応テレビなども売り出されるかもしれない)

 

・ブラウザでは実現できないリッチなゲームもインフラ増強に伴って実現可能になるだろう。ゲーム専用機を作る必要がないので、今回のヤフーや楽天のように新規参入も容易になると考えられる。そうなるとソフトウェアメーカーとしては、どこのクラウドあるいはゲーム機で自社ゲームを出すか選択できるようになっていく。かつてファミコン時代やソーパーファミコン時代はハードウェアメーカーである任天堂が圧倒的な力を持っていたが、ソニーがハード参入後は競争原理が働き出して、その状況がある程度崩れた。クラウドはそれをさらに加速させる力を持っているかもしれないと思う。逆に有力なタイトルを持つソフトウェアメーカーは奪い合いとなり、業界での影響力を増すのではないだろうか。今後、10年、20年でそういう時代に入っていくのではないかと見ている。ソニー、任天堂、マイクロソフトに加え、アップルやグーグルも何らかの対策を迫られる時代が来るだろうし、ソニーあたりはすでにクラウドに対する準備はしているだろうと思う。

 

 

 

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4gamerゲームランキング(2017/7/10-7/16)

・日本ゲームソフトランキング(カッコ内は累計)

1位:ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ【PS4】100,764本(100,764本)

2位:Hey!ピクミン【3DS】65,867本(ガンダムバーサス【PS4】15,734本(137,138本)

4位:Ever Oasis 精霊とタネビトの蜃気楼【3DS】14,325本(14,325本)

5位:マリオカート8 デラックス【Switch】11,554本(575,048本)

6位:100%パスカル先生 完璧ペイントボンバーズ【3DS】9,113本(9,113本)

7位:ARMS【Switch】8,642本(170,003本)

8位:ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド【Switch】7,015本(537,027本)

9位:スーパーボンバーマンR 【Switch】5,200本(97,123本)

10位:ポケットモンスターサン/ムーン【3DS】4,938本(3,289,826本)

 

・日本ゲームハードランキング(カッコ内は日本概算の累計、XBOXOne以外1万台未満切り捨て)

PS4:36,218台(495万台)

PS3:129台(1,046万台)

Vita:4,655台(565万台)

Switch:31,906台(108万台)

WiiU:146台(334万台)

3DS:58,559台(2,359万台)

XBOX One:200台(7.9万台)

 

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ゲームランキングニュース(2017/7/13)

4Gamerゲームランキングから

 

・PS4「ガンダム バーサス」が12.1万本で初登場首位。前作「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト」には届かないものの、10万本越えはまずまず悪くないスタートというところか。

 

・PS4、Vita「オメガラビリンスZ」は合計1.8万本で4,5位。前作「オメガラビリンス」の初週と遜色ない本数で一定のファンを確保していることがうかがえる。

 

・ハードランキングでは今週もPS4が3万台弱で首位。Switchは7月以降出荷を増やすとのことだったが、やはり「スプラトゥーン2」発売までは毎週2万台程度の出荷だろうか。(ただしファミ通ランキングでは3.6万台となっておりかなりブレた数字となっている)発売以降は毎週5-10万台の発売は期待したい。今年度までに世界で1500万台の出荷が果たせれば、Switch成功への足がかりとなるだろうと思う。ただし、サードパーティの積極的なソフト投入は欠かせない条件となるだろうが、少なくともWiiUよりはサードパーティも前向きな姿勢になっているように思える。

 

・先週も書いたが「PS4PRO」がPS4ハード全体の4分の1程度の売り上げ台数となっている。ソニーはどちらかというとゲーマー層やマニア層に支持が厚く、それが逆に今後のユーザの広がりに対する懸念の声を呼ぶことがあるが、個人的にはあまり心配していない。なぜならそういったコア層はいつまでも同じユーザばかりで構成されているわけでなく、いわゆるライトユーザからコア層へ変わっていくユーザーも一定の数で常に存在するであろうことが一点、さらに最近はSIEジャパンアジアを中心に新規IPの創出、スマホでのゲーム制作を積極的に進めており、自らゲーム初心者やライトユーザのさらなる呼び込みに向けて動き出していることがもう一点としてあるからだ。PS4の成功はもう既にほぼ確定しているが、次世代へのスムーズな移行に向けて、VRも含め、あらゆる面からハードルを可能な限り下げようとしているのが今のソニーの動きだと思う。

 

・欧米ではハード売り上げでPS4の強さが続いている。無印PS4とProの割合は分からないが、おそらく日本と同じかもう少し比率は高いのかもしれないと考える。「鉄拳7」効果もあるだろうが、それほど新規タイトルがあるわけでもなく、既存タイトルが安定的に売れており、面白いソフトを出せば継続的に売れていくビジネスが確立できていることがうかがえる。

 

・イギリス7/8付ランキングではPS4「クラッシュバンディクーブッとび3段もり!」が2週連続で首位。キャラクターが欧米受けするのと、もともとのゲームの出来が支持されているのだろうか。Switch勢の「マリオカート8」と「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」がわずかではあるが順位を上げている。従来任天堂の弱買ったイギリスでも一定程度を継続して売っていることは今後にも繋がるだろう。

 

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4gamerゲームランキング(2017/7/3-7/9)

・日本ゲームソフトランキング(カッコ内は累計)

1位:ガンダムバーサス【PS4】121,444本(121,444本)

2位:マリオカート8 デラックス【Switch】13,436本(563,495本)

3位:ARMS【Switch】12,653本(161,361本)

4位:オメガラビリンスZ【PS4】9,320本(9,320本)

5位:オメガラビリンスZ【Vita】8,821本(8,821本)

6位:ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド【Switch】7,830本(530,012本)

7位:ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー【3DS】5,349本(29,945本)

8位:モンスターハンターダブルクロス【3DS】4,328本(1,538,993本)

9位:グランド・セフト・オートV 【PS4】3,589本(360,800本)

10位:ポケットモンスターサン/ムーン【3DS】3,405本(3,284,888本)

 

・日本ゲームハードランキング(カッコ内は日本概算の累計、XBOXOne以外1万台未満切り捨て)

PS4:29,771台(491万台)

PS3:148台(1,046万台)

Vita:4,572台(564万台)

Switch:26,256台(105万台)

WiiU:164台(334万台)

3DS:14,890台(2,353万台)

XBOX One:72台(7.9万台)

 

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